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近世近代移行期の地域文化人
鈴木 理恵著
A5判 576頁
2012年2月発行
定価
12,100 円 (本体11,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1248-5
発売日 2012/05
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近世近代移行期にあたる19世紀に、安芸国山県郡壬生村(現広島県山県郡北広島町壬生)に実在した、神職・井上家の三世代・五名に着目し、蔵書形成・手習い指南・旅・芸能・国学・遊学・教化活動・小学校教育などの様々な側面から、人と人、地域と人、地域と地域の結節的役割を担った「地域文化人」の役割を明らかにする。
【目次】
序章 結節的存在としての地域文化人
第1部 地域文化人の自己形成
第1章 神職専業化志向と蔵書形成
第2章 手習塾師匠としての確立
第3章 旅の学び―メディアとしての名所―
第4章 家継承のための教育
第2部 地域文化人のネットワーク
第5章 井上家の人間関係
第6章 神職ネットワークを通じた国学受容
第7章 在京生活と交遊
第3部 地域文化人の活動展開
第8章 漢学塾への遊学―安芸国における咸宜園系譜塾の展開―
第9章 漢学塾三亦舎における寄宿生活
第4部 地域文化人の転身
第10章 教導職としての教化活動
第11章 小学校教員の形成―明治前期の教員速成と改良―
第12章 明治前期山県郡の教育状況と教育会の設立
終章 地域文化人の役割
【著者紹介】(発行当時のものです)
鈴木理恵(すずき・りえ)
1961年高知県生まれ。
広島大学文学部史学科卒業。
広島大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。
博士(文学)。
広島大学大学院教育学研究科准教授。
専門分野は、日本教育史学。
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