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日本古代の王権と社会
栄原永遠男編
A5判・504頁
2010年9月発行
定価
16,500 円 (本体15,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1237-9
発売日 2011/02
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日本古代史において優れた業績を重ねる栄原先生の新稿に加え、
第一線で活躍する研究者27名の新稿論文を収める。
【目次】
遣新羅使と疫瘡(栄原永遠男)
中河内地域における弥生時代方形周溝墓の変遷(濱田延充)
倭王権の三河への進出過程(岩宮隆司)
王名サザキについて(古市 晃)
日本列島における牛馬の大量渡来前史(積山 洋)
蔀屋北遺跡出土の製塩土器の一考察(藤田道子)
古墳時代の石製葬祭具の普及について(岸岡貴英)
隼人の村の鉄器づくり(東 徹志)
陶邑と陶部(鷺森浩幸)
欽明紀の「建邦の神」「神宮」(遠藤慶太)
河内における古代集落の変遷(安村俊史)
古代人名表記の「連公」をめぐって(竹本 晃)
天武系皇統と「皇后」の地位(植野良子)
古代伊勢国の糸・絹(西宮秀紀)
久留倍遺跡の正倉院(石毛彩子)
日本古代の寺院資財管理と檀越(中林隆之)
算師と八世紀の官人社会(大隅亜希子)
藤原豊成の難波別業(山本幸男)
正倉院文書における「荒紙」「悪紙」(渡部陽子)
月借銭再考(山下有美)
デジタル技術による歴史情報の可視化の試み(後藤 真)
九世紀における氏族祭祀の国家祭祀化について(土橋 誠)
『延喜大蔵式』賜蕃客例条の性格と成立時期について(酒井健治)
「東大寺領諸国庄家田地目録案」の基礎的考察(下鶴 隆)
平安時代中期の京内銭貨流通についての一考察(榎村寛之)
中世製塩技術の成立と展開(新名 強)
高句麗の造瓦と仏教(清水昭博)
鎖国期のヨーロッパ陶器をめぐって(松本啓子)
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