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日本中世の所有構造
西谷正浩著
A5判 728頁
2006年11月発行
定価
18,700 円 (本体17,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1206-5
発売日 2006/11
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主として土地・家に関する所有制度の分析を通して、「荘園公領制」といわれる日本中世の所有構造の特質と、それを生みだした中世人のものの考え方を追求する。
【目次】
序章 中世所有史研究の視座
第1編 荘園制の所有構造をめぐる研究
第1章 平安時代における荘園制の展開と土地制度の転換
第2章 地域権門からみた荘園公領制の形成
第3章 徳政の展開と荘園所有構造の変質
第4章 公家権門における家産体制の変容
第5章 荘園所職の性格
第2編 在地社会の所有構造をめぐる研究
第1章 中世在地社会の所有構造
第2章 土地帳簿の世界から
第3章 権門寺院の土地集積
第4章 下級土地所有の特質と変遷
第3編
第1章 社会・家・相続制度
第2章 平安末・鎌倉前期の家と相続制度
第3章 長子単独相続制の成立
第4章 鎌倉時代における貴族社会の変容
終章 日本中世における所有構造の特質
【著者紹介】(発行当時のものです)
西谷正浩(にしたに・まさひろ)
1962年生まれ。
九州大学文学部卒業。
九州大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。
福岡大学人文学部教授。
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