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日本中世の仏師と社会
―運慶と慶派・七条仏師を中心に―
根立 研介著
B5判 464頁
2006年5月発行
定価
17,600 円 (本体16,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1204-1
発売日 2006/06
品切れ
【第18回國華賞受賞】
中世仏師の造仏活動の動向や仏師の社会的な位置づけ、
仏師流派の展開などを平安末期から江戸初期までの主要
系譜が明らかにされた慶派・七条仏師を中心に解明し、体系的に捉えなおす。
【目次】
序論 中世仏師研究序説
第1部 慶派仏師出現以前と社会
第1章 中世仏師の始まり ―僧綱仏師の出現―
第2章 院政期僧綱仏師をめぐる仏像製作の場 ―仏師賢円を中心にして―
第2部 慶派仏師の台頭と中世社会
第3章 慶派仏師の形成 ―院政期の「興福寺」仏師―
第4章 慶派仏師工房の組織 ―運慶を中心にして―
第5章 慶派彫刻様式の形成
―南都再興造仏における慶派仏師の「中国」美術の受容をめぐって―
附論 後白河・後鳥羽院政期の古仏使用をめぐって
第3部 中世後期以降の仏師と社会
第6章 慶派仏師の末裔達の動向 ―東寺大仏師職をめぐって―
附論 康正工房の仏像制作をめぐって ―桃山時代七条仏師の工房製作―
第7章 「運慶一夕ヒ出テ天下復タ彫刻ナシ」 ―運慶の名声の伝承をめぐって―
【著者紹介】(発行当時のものです)
根立研介(ねだち・けんすけ)
1956年新潟県生まれ。
京都大学文学部(哲学科美学美術史専攻)卒業。
京都大学大学院文学研究科修士課程退学。
京都大学大学院文学研究科教授。
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