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古代の国家形成における諸段階の定義や、都市と集落に関する考察、前方後円墳の起源や構造の解明を通じて、古代国家の形成過程を考古学的に明らかにする。
【目次】
序章 国家形成過程について
第一部 初期国家論について
第一章 日本古代国家形成論序説-前方後円墳体制の提唱
第二章 国家形成の諸段階-首長制・初期国家・成熟国家
第三章 前方後円墳体制と民族形成
第四章 墳丘墓の比較考古学-異なる墳丘型式の意味
第二部 都市論について
第五章 都市の形成と戦争
第六章 弥生環濠集落は都市にあらず
第七章 世界の城塞的集落と都市
第三部 墳墓の構造
第八章 墳墓と葬法
第九章 墳丘の型式
第四部 前期古墳論
第十章 前方後円墳の誕生
第十一章 祖霊祭式の政治性-前方後円墳分布圏の解釈
第十二章 前方後円墳体制と地域権力
第十三章 竪穴式石室の地域性のの研究
第十四章 埴輪編年と前期古墳の新古
第十五章 前期古墳の新古と年代論
第十六章 前方後円墳の成立と辰砂の採掘
第五部 首長系譜論
第十七章 首長系譜変動パターン論序説
第十八章 古墳時代首長系譜の継続と断絶
第十九章 古墳時代の方格設計
第二〇章 古墳時代首長の政治拠点
第六部 考古学と社会
第二一章 日本考古学と社会
第二二章 森本六爾論
第二三章 小林行雄論
第二四章 歴史学と深層概念-日本文化の歴史的分析の手続き
【著者紹介】(発行当時のものです)
都出比呂志(つで・ひろし)
1942年大阪府生まれ。
京都大学文学部考古学専攻卒業。
京都大学大学院文学研究科博士課程中退。博士(文学)。
大阪大学大学院文学研究科教授。
第2回濱田青陵賞受賞。
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