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日本中世の経典と勧進
稲城 信子 著
A5判 614頁 函入り上製
2005年発行
定価
15,400 円 (本体14,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1194-5
発売日 2005/09
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大般若経の奥書から、現存していない寺院の活動を調査し、史料としての経典の新たな多角的活用方法を提起する。
巻末に史料篇として180頁にもおよぶ、良尊一筆書写大般若経奥書集・青龍山清規(乾・坤)・大鳥山神鳳寺新評清規・沙禰中行事を収載する。
【目次】
第1部 .大般若経の歴史的役割と流布
第1章 神仏習合資料としての大般若経
第2章 奈良県所在の大般若経奥書にみられる中・近世寺社
第3章 大般若経のテキストの形成と解体
第2部 .写経と勧進
第1章 大和における大般若経と勧進
第2章 興福寺宝蔵院書写の大般若経
第3章 興福寺僧・良尊の一筆書写大般若経と戦国期の南都
第4章 近世後期における眉間寺の勧進活動
第3部 写経から版経へ
第1章 鎌倉期における教典印刷と流布
第2章 興福寺四恩院住僧・心性の法華経開版
第4部 中・近世の律宗と聖教
第1章 中世律宗における聖教の伝授
第2章 『興正菩薩講式』の成立と構成
第3章 近世における戒律伝播
史料篇
【著者紹介】(発行当時のものです)
稲城信子(いなぎ・のぶこ)
1948年大阪府生まれ。
龍谷大学大学院文学研究科国史学専攻修了。
元興寺文化財研究所人文考古学研究室主幹研究員。
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