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奈良時代軍事制度の研究
松本 政春著
A5判 436頁
2003年発行
定価
9,240 円 (本体8,400 円+税)
ISBN 978-4-8273-1179-2
発売日 2003/06
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律令国家軍制を支える武力の理念型として「弓馬に便なる者」が指摘できる。
本書は、理念型にみられる武力を構成する三要素としての兵士、兵器、馬を切口として、奈良時代における律令体制下の軍事制度の解明を試み、古代律令国家の特質に迫ろうとするものである。
【目次】
第一編 軍団と兵士
第一章 律令制下の諸国軍団数について
第二章 軍団の等級とその規模
第三章 一戸一兵士説への疑問
第四章 『続日本紀』養老二年十一月癸丑条の解釈
第五章 衛士小論
第六章 養老期の軍制改革
第七章 征隼人軍の編成と軍団
第八章 「神火」事件と軍毅
第二編 兵器の生産と管理・運用
第一章 造兵司の復置年代について
第二章 延喜兵部省式諸国器仗条をめぐる諸問題
第三章 西海道における諸国器仗制の成立
第四章 藤原仲麻呂の乱と兵庫
第三編 馬政と軍事
第一章 官人騎兵制とその展開
第二章 貴族官人の騎馬と乗車
第三章 軍団騎兵と健児
第四章 馬寮監について
第五章 国飼御馬制と藤原仲麻呂
【著者紹介】(発行当時のものです)
松本政春(まつもと・まさはる)
1947年大阪府生まれ。
大阪教育大学大学院教育学研究科修士課程修了。
大阪府立三国丘高等学校教諭。
著書に『律令国家軍制の構想と展開』ほか
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