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日本古代の村落と農民支配
小林 昌二 著
A5判 478頁
2000年発行
定価
9,350 円 (本体8,500 円+税)
ISBN 978-4-8273-1164-8
発売日 2000/06
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古代農民史の研究では1970年代以降に日本古代国家とその成立過程とに在地首長制・村落首長制などを想定する理論的立場からの研究が主流となってきたが、本書はこれを批判し、そのパタナリズムを克服する方向の一端を提示する。
そして共同体の首長制的「型」の論証にはむかわず、村の用語や様態の比較史的検討から古代村落への新しい視点を提示する。
【目次】
第1編 令制前の村落
第1章 古代集落の素描
第2章 「村」と村首・村長
第3章 律令国家成立期の未墾地支配と開発政策の視点
第4章 大宝田令荒廃条の復原
第5章 持統期における麦の天下播殖と空閑地
第2編 律令国家期の村落
第1章 律令制下村落の展開
第2章 古代末期の村落と農民
第3章 山野の私的大土地所有の形成と古代村落の変貌
第4章 刀禰論
第3編 律令国家の地方支配
第1章 国衙と郡家
第2章 公営田政策の前提
第3章 九世紀村落の経営と労働編成の一考察
第4章 伊場遺跡出土の第五十二号木簡について
【著者紹介】(発行当時のものです)
小林昌二(こばやし・しょうじ)
1942年新潟県生まれ。
京都大学文学部卒業。
京都大学大学院文学研究科(国史学専攻)博士課程単位取得退学。
博士(文学)。
新潟大学人文学部教授。
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