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日本古代社会の史的展開
薗田 香融・編
A5判 564頁
1999年発行
定価
13,200 円 (本体12,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1157-0
発売日 1999/06
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現在の古代財政史や政治史の第一線の研究者を網羅して、近年目覚ましい発展を遂げた考古学・木簡研究・社会史の成果などを活用した、充実した力作29編を収める。
【目次】
はじめに(薗田香融)
応神朝にいたる歴史過程(若井敏明)
吉士と淀川水系(狩野直敏)
有間皇子事件の再検討(寺西貞弘)
中大兄皇子と皇位(中西康裕)
天智天皇の称制について(松尾光)
律令成立期の疎遠な皇親について(内田正俊)
養老遣唐使の唐服着用のもつ意味(新蔵正道)
大宰府の国書開封について(中西正和)
施薬院と悲田院について(井山温子)
国府とその構成(八木充)
クラの思想(大津透)
藤原仲間呂家における写経事業(栄原永遠男)
正倉管理と分付(渡辺晃宏)
公出挙貸付の実態の再検討(舟尾好正)
和同開珎の基礎的考察(森明彦)
初期平安宮にいたる宮城十二門号(西本昌弘)
九世紀の「紀伊国四売券」について(波々伯部守)
延喜式諸国行程の成立(榎英一)
国司の船旅(松原弘宣)
国司苛政上訴についての一考察(寺内浩)
行基寺院菩提院とその寺田(吉川真司)
律令課役制二題(鎌田元一)
<聖徳太子>をめぐる若干の問題(その2)(大山誠一)
蔭贖考(水本浩典)
婆羅門僧正(菩提僊那)の剣(田島公)
伊勢神宮における祭主支配の成立と展開(勝山清次)
初期神仏習合の一考察(榎村寛之)
礼制と楽(畑井出)
歌女とその周辺(文珠正子)
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