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東大寺開田図の研究
藤井 一二著
A5判 434頁
1997年発行
定価
9,350 円 (本体8,500 円+税)
ISBN 978-4-8273-1145-7
発売日 1997/06
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天平文化を代表する奈良東大寺の、諸国に有する土地開発状況と景観を彩色豊かに描いた荘園絵図『東大寺開田図』-その作成と描写の実態を、作画組織・技法を中心に明らかにし、「万葉の世紀」の画期的資料として再評価、併せて絵図・文献と考古学的成果の融合から開発・経営の実態、荘園と村落の成立・景観の具体相を究明し、その歴史的世界を解明する。
【目次】
第1編 荘園絵図の作成と描写
第1章 東大寺開田図の系譜と構成
第2章 古代における荘園絵図の描写と画師
第3章 貴族の土地所有と官施入田地図
第4章 国司解と荘園絵図
第2編 初期荘園の開発・経営
第5章 「荘所」の立地と形成
第6章 「勅施入」荘園の開発
第7章 八世紀における非占定荘園の特質
第8章 東大寺領越中国鳴戸荘の立地と開発
第9章 初期荘園の経営と在地首長層
第3編 荘園村落の景観と環境
第10章 開拓と村落
第11章 東大寺領越中国大藪荘の絵図と経営環境
第12章 「越中国砺波郡井山荘絵図」の史的世界
第13章 初期荘園の立地と村落
【著者紹介】(発行当時のものです)
藤井一二(ふじい・かずつぐ)
1941年富山県生まれ。
富山大学文理学部文学科(史学)卒業。
金沢経済大学教授。
著書に『天平の渤海交流』など。
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