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中国医学古典と日本
書誌と伝承
小曽戸 洋著
A5判 716頁
1996年発行
定価
15,400 円 (本体14,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1142-6
発売日 1996/06
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中国で成立・発展、編纂された医学典籍(漢方古典)の書誌学的考察と中国・日本における伝承経緯の調査研究を通し、日中医学交流史を中心とした漢方の渡来と受容の歴史を概観。
さらに著者近年の発見にかかる重要史料『小品方』や唐代医書の精粋というべき日本現存最古の医書『医心方』をも、著者新発見のテキスト等を含め詳述する。
第9回矢数医史学賞受賞
【目次】
序章 日中伝統医学の歴史
第一章 『黄帝内経』
第一節 『黄帝内経』の概要
第二節 日本における『黄帝内経』受容の経緯
第三節 顧従徳本『素問』と無名氏本『霊枢』
第四節 『黄帝内経明堂』書誌研究
第二章 神農の書とその崇拝
第一節 『神農本草経』の世界
第二節 医薬文献にみる神農賞賛の歴史
第三章 張仲景方
第一節 『傷寒論』と『金匱玉函経』
第二節 『金匱要略』
第四章 晋~唐の医学典籍
第一節 『脈経』
第二節 『肘後備急方』
第三節 『小品方』
第四節 『諸病源候論』
第五節 『千金方』
第六節 『千金翼方』
第七章 『外台秘要方』
第八節 『医心方』
第五章 敦煌文書および西域出土文書中の医薬文献
付 古代中国の医学史料
【著者紹介】(発行当時のものです)
小曽戸洋(こそと・ひろし)
1950年山口県生まれ。
東京薬科大学卒業(薬史学専攻)。
近畿大学東洋医学研究所、鹿児島大学医学部を経て、
日本大学医学部にて博士号を取得。
北里研究所医史学研究部部長。北里研究所部長、北里研究所教授。
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