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中世東大寺の組織と経営
永村 眞 著
A5判 772頁
1989年発行
定価
16,500 円 (本体15,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1036-8
発売日 1989/06
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中世東大寺の組織経営と従来等閑に付されている寺僧集団の具体的な存続の形態を考察し、厖大な東大寺文書・記録などの検討をふまえ、寺院社会の構造と動向を探る。
【目次】
第1章 中世東大寺の形成過程
第1節 東大寺別当・政所の成立
第2節 東大寺別当・政所の変容
第3節 「院家」の創設と発展
第4節 平安前期東大寺諸法会の勤修と二月堂修二会
第5節 寺内僧団の形成と年預五師
第2章 中世東大寺の再建活動
第1節 東大寺大勧進職の機能と性格
第2節 東大寺勧進所の創設と諸活動
第3章 中世東大寺の諸階層と教学活動
第1節 寺内諸階層の形成
第2節 東大寺学侶層の寺内諸活動
第3節 東大寺講衆集団の存立基盤
第4章 東大寺油倉の成立とその経済活動
第1節 燈油聖の活動と油倉の成立
第2節 油倉の組織と諸活動
第3節 油倉の金融機能と惣寺財政
付論 中世東大寺院家の経済活動と財務構造
【著者紹介】(発行当時のものです)
永村眞(ながむら・まこと)
1948年熊本県生まれ。
早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。
博士(文学)。
日本女子大学文学部教授。
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