小 計 | 0 円 | ||
消費税 | 0 円 | ||
合 計 | 0 円 |
北条執権政治確立までの鎌倉政権の歩みを、前史・成立期・確立期に分つ時、それぞれ政治史上重要な、武士団の形成・寿永2年10月宣旨の意義・文治及び建久の守護地頭設置・承久の乱と公武関係などの問題に関して博捜史料の厳格な批判を通じ考察す。
旧稿のすべてを解体、修正、再構成し、改めて世に問う著者意欲の大作。
【目次】
第1章 武士団成立史の諸問題
第1節 武士団の成立
第2節 国衙領と職
第3節 平将門の乱
第4節 棟梁と坂東
第2章 鎌倉政権の成立
第1節 寿永二年十月宣旨
第2節 東国と西国
第3節 文治の守護・地頭
第4節 荘郷地頭制の成立
第5節 地頭概念の変遷
第6節 厳島社領と平氏の地頭制
第3章 幕府政治の展開
第1節 鎌倉初期の公武関係
第2節 承久の乱の諸前提
第3節 承久の乱の成果
第4節 執権政治の確立
【著者紹介】(発行当時のものです)
上横手雅敬(うわよこて・まさたか)
1931年和歌山県生まれ。
京都大学文学部史学科卒業。
博士(文学)。
龍谷大学文学部教授・京都大学名誉教授。
著書に『日本中世国家史論考』『平家物語の虚構と真実(上)』『平家物語の虚構と真実(下)』など。
Copyright 1994 Hanawashobo CO.LTD, All Rights Reserved.