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律令制社会解体過程の研究
中野 栄夫著
A5判 312頁
1979年発行
定価
5,720 円 (本体5,200 円+税)
ISBN 978-4-8273-1033-7
発売日 1979/06
品切れ
本書は、基本的には従来の立場とは逆に、律令制社会は生産力の向上により解体していったとみる立場に立ち、第1部では「家」による個別経営の地道な発展が律令制社会を解体せしめていると主張する。第2部では広汎な農業生産力の高まりおよび手工業生産物の流通の展開に伴って、律令制社会がいかに解体していったかを、収取制度を中心に考察した労作。
【目次】
第1部
第1章 問題の所在
第2章 律令制社会における家族と農業経営
第3章 遠江国浜名郡輸租帳の基礎的考察
第2部
第1章 問題の所在
第2章 律令制社会解体期の在地情勢
第3章 近江国大国郷売券をめぐる二、三の問題
第4章 王朝国家期における収取体系
第5章 王朝国家期における農民と国衙支配
【著者紹介】(発行当時のものです)
中野栄夫(なかの・ひでお)
1943年東京都生まれ。
東京学芸大学教育学部卒業。
東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。
法政大学文学部教授。
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