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厖大な蓄積をもつ制度史的研究を詳細に検討・批判しつつ、徭役制の基礎的研究や調庸制の成立等の問題をとりあげ、律令負担体系の中世への変質過程を積極的に展望、併せて、律令支配の特質・その基盤をなす律令制社会の構造等を究明、律令負担体系の全体的把握をこころみる。
補訂された既発表論文を中心に、未発表論文を加え集大成された労作である。
【目次】
第1部 律令負担体系の成立
第1章 律令調制の成立
第2章 歳役制の成立
第3章 雑徭制の成立
第4章 徭役と給粮
第5章 木工寮の性格と造営事業
第2部 律令支配の動揺と負担体系の変質
第6章 奈良時代の浮浪と京畿計帳
第7章 勘解由使設置の意義
第8章 調庸違反と対国司策
第9章 公営田の経営と負担体系
第10章 臨時雑役の成立
付論 行基の布教と豪族
【著者紹介】(発行当時のものです)
長山泰孝(ながやま・やすたか)
1931年京都府生まれ。
大阪大学文学部卒業。
大阪大学教養部教授。
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