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『書紀』各巻の文体・用語の精緻な分析から、筆者・編者の傾向、史料的性格の吟味・批判、伝承の増幅過程等を考察し、『書紀』成立論に独自の見解を展開した労作。
【目次】
序章 『日本書紀』成立論
第1章 『日本書紀』の用語よりみた巻々の特色についての二、三の考察
第2章 天真名井盟約神話異伝考
第3章 神武紀の史料的性格
第4章 神武紀熊野高倉下説話の一考察
第5章 神武紀と景行紀との比較の問題
第6章 十七条憲法の一考察
第7章 孝徳紀白雉元年条の文体と用語法
第8章 天武紀・持統紀の文章と用語
第9章 『古事記』と『日本書紀』における「詔」と「勅」
第10章 『日本書紀』系譜記載の諸形式
第11章 『記』『紀』の史料性
第12章 国史の編纂と神武紀元
第13章 古代における”名”尊重伝世の思想
付章 大嘗祭の成立年代
【著者紹介】(発行当時のものです)
横田健一(よこた・けんいち)
1916年兵庫県生まれ。
京都大学文学部史学科卒業。
博士(文学)。
関西大学文学部教授。
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