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古代日本語における万葉仮名表記の研究【オンデマンド版】
澤崎 文 著
A5判・314頁・上製カバー装
2020年2月発行・オンデマンド版は2021年発行
定価
9,900 円 (本体9,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-0608-8
発売日 2021/11
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第38回上代文学会賞受賞
第14回日本古典文学学術賞受賞
「表記環境」という概念で、万葉仮名表記を体系的にとらえ、当時の表記意識を考察し、上代から中古にいたる文字・表記分野の変革の検討も試みる。
【目次】
序 章
本書の目的と構成
本書における文字と用法の分類、および用語について
第一部 表記環境と文字
第一章 『万葉集』の訓字主体表記に見える二種の音仮名
第二章 万葉仮名の使用に影響を与える表記環境
第三章 表記環境から見た音仮名と訓仮名の区別意識
第四章 表記環境から見た『古事記』の万葉仮名
第二部 文字選択の方法
第五章 万葉仮名の字義を意識させない文字選択
第六章 『古事記』における漢字の音仮名用法と訓字用法の関係
第七章 『万葉集』における漢字の複用法と文字選択の背景
第八章 漢字の表意性から見た「かな」の成立
第三部 表記意識の継続と消失
第九章 『新撰万葉集』から見た『万葉集』の表記
第十章 『続日本紀』宣命の清濁書き分けと失われた表記意識
第十一章 四国史宣命の清濁書き分けと表記の踏襲
終 章
【著者紹介】(発行当時のものです)
澤崎文(さわざき・ふみ)
1985年生まれ。福井県出身。
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。
博士(文学)。
早稲田大学文学学術院専任講師。
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