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万葉集の研究は近来ますます盛んである。
本書は、学界第一線に活躍中の執筆者が、紙数の制限を受けず、テーマに縛られることなく、十分に驥足をのばし、心ゆくまで意を尽した、現万葉学の進歩に資する鋭利な各新稿論文を収める。
毎年1回発行予定
【目次】
歌謡の表記を観察する―風俗歌・久米歌・斉明紀童謡―(浅田徹)
万葉歌における来歴表現について―贈物歌の形式を中心に―(月岡道晴)
大伴家持越中守在任期における国司官人の国府滞在状況(鐘江宏之)
『新古今和歌集』の万葉歌―注釈史からの考察―(西田正宏)
藤代禎輔『独訳万葉集第五巻鈔』―日本人による『万葉集』ドイツ語訳の先蹤―(兼岡理恵)
「袖振歌異考」補説(金文京)
詩歌に伴う書簡―『万葉集』と唐代前期までの詩の贈答を通してー(永田知之)
『日本霊異記』の表現と内部連関からみるその主張(河野貴美子)
唐文化の受容と国風文化の創出―唐伝来の賦格『賦譜』からみた平安朝漢詩《句題詩》の生成―(渡辺秀夫)
【編者・執筆者紹介】(発行当時のものです)
鉄野昌弘(てつの・まさひろ)東京大学大学院人文社会系研究科教授
奥村和美(おくむら・かずみ)奈良女子大学研究院人文科学系教授
浅田徹(あさだ・とおる)お茶の水女子大学文教育学部教授
月岡道晴(つきおか・みちはる)國學院大學北海道短期大学部教授
鐘江宏之(かねえ・ひろゆき)学習院大学文学部教授
西田正宏(にしだ・まさひろ)大阪府立大学高等教育推進機構教授
兼岡理恵(かねおか・りえ)千葉大学大学院人文科学研究院准教授
金文京(きん・ぶんきょう)関西大学非常勤講師
永田知之(ながた・ともゆき)京都大学人文科学研究所准教授
河野貴美子(こうの・きみこ)早稲田大学文学学術院教授
渡辺秀夫(わたなべ・ひでお)信州大学名誉教授
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