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「日本神話」の中核をなす日本書紀の神代紀と神武紀を詳細に分析して、その全体像を解明。
さらに古事記と比較検討し、記紀の成立をめぐる関係について新たな解釈を導く。
【目次】
序 章 本書の主張、基本事項に関する手引き
一 通釈
神代上 第一段
神代上 第二段・第三段
神代上 第四段
神代上 第五段
神代上 第六段
神代上 第七段
神代上 第八段
「付論」神代紀から古事記へ、国造(作)りをめぐる問題
神代下 第九段
神代下 第十段
神代紀補遺
神武紀 第一章 東征の発議
神武紀 第二章 天皇紀を導く神武紀
神武紀 第三章 東征の歴史
神武紀 第四章 天皇の統治
神武紀 第五章 神武紀の成りたち及び古事記との相関
二 各論
第一章 神神の生成をめぐる記紀の相関-「尊卑先後之序」による所伝の成りたち-
第二章 根国をめぐる記紀の相関
第三章 記紀の所伝成立をめぐる相関-神代紀第五段から第六段へ、そして古事記への展開-
第四章 「うけひ」をめぐる第六段〔本伝〕と各一書との相関
第五章 国譲りをめぐる神神の関与と相関-神代紀から古事記への大物主神を中心とした展開-
「付論」大物主神と鬼魅
第六章 皇孫の天降りをめぐる所伝の差違化-『三国志』裴松之注とその歴史記述-
第七章 海幸山幸をめぐる所伝の相関-神代紀第十段の成りたち、及び古事記、浦島子伝とのかかわり-
第八章 丹生川上の祭祀
終章 神話を紡ぐ、歴史を紡ぐその文献の成りたち
【著者紹介】(発行当時のものです)
榎本福寿(えのもと・ふくじゅ)
1948年埼玉県生まれ。
國學院大学文学部卒業。
京都大学大学院文学研究科博士課程国語学国文学専攻満期退学。
佛教大学教授。
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