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中世和歌史の研究
撰歌と歌人社会
小川 剛生 著
A5判 736頁 上製・函入
2017年5月発行
定価
15,400 円 (本体14,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-0127-4
発売日 2017/05
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鎌倉後期から室町中期を中心に撰歌を基底に据えて、文化の根幹であった和歌の働きを歴史的・実証的に考察する。
また勅撰作者部類・続作者部類の翻刻や索引を収載する。
【目次】
序章 「撰歌」の時代
第一部 勅撰和歌集と公武政権
第一章 鎌倉武士と和歌 -続後拾遺集一九
第二章 歌道家の人々と公家政権 -「延慶両卿訴陳」
第三章 勅撰集入集を辞退すること -新千載集と冷泉家の門弟たち
第二部 歌道師範家の消長
第四章 二条家と古今集注釈書 -二条為忠古今集序注
第五章 為右の最期 -二条家の断絶と冷泉家の逼塞
第六章 飛鳥井家の家学と蔵書 -新続古今集まで
第七章 南北朝期飛鳥井家の和歌蹴鞠文書 -大津平野神社蔵某相伝文書書籍等目録断簡考証
第三部 私家集の蒐集と伝来
第八章 「伏見殿家集目録」をめぐる問題
第九章 伏見院の私家集蒐集
第十章 足利義尚の私家集蒐集
第四部 古歌の集積と再編
第十一章 類聚から類題へ -夫木和歌抄の成立と扶桑葉林
第十二章 禁裏における名所歌集編纂 -方輿勝覧集
第五部 勅撰作者部類をめぐって
第十三章 歌人伝史料としての勅撰作者部類
第十四章 勅撰作者部類伝本考
附録一 勅撰作者部類・続作者部類 翻刻
附録二 勅撰作者部類・続作者部類 索引
終章
【著者紹介】(発行当時のものです)
小川剛生(おがわ・たけお)
1971年東京都生まれ。
慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程退学。
慶應義塾大学文学部教授。
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