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万葉集の羈旅と文芸
三田誠司著
A5判 304頁
2012年10月発行
定価
9,900 円 (本体9,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-0119-9
発売日 2012/12
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主に『万葉集』の前期の歌を考察の対象として、特に柿本人麻呂に注目し、旅がうたわれるべき対象として把握され、個々の表現が深まり展開してゆく諸相を明らかにする。
【目次】
序章 万葉集における旅
第1章 初期万葉歌と旅-有間皇子自傷歌の残したもの-
第2章 柿本人麻呂と羈旅-羈旅歌8首の達成-
第3章 別離の文芸-石見相聞歌二群に見る別離の構成-
補論1 以羅娘子の歌と「石見相聞歌」-な思ひと君は言へども-
第4章 旅と女性-但馬皇女の歌に見える「家」の不在-
第5章 旅中の死-石中死人歌に見る相聞的要素-
補論2 「行路死人歌」について
第6章 柿本人麻呂の臨死時自傷歌
第7章 行路死人歌のゆくえ-足柄坂死人歌と伝説歌-
第8章 羈旅歌の配列-巻七「羈旅作」-
終章 羈旅の信仰と万葉歌の表現
【著者紹介】(発行当時のものです)
三田誠司(みた・せいじ)
1962年広島県生まれ。
岡山大学文学部文学科卒業。
筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科退学。
博士(文学)。
駒沢女子大学人文学部教授。
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