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太平記世界の形象
北村昌幸著
A5判 384頁
2010年11月発行
定価
9,350 円 (本体8,500 円+税)
ISBN 978-4-8273-0116-8
発売日 2011/02
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『今昔物語』『宝物集』などの説話文学や、『史記』『白氏文集』などの中国文学との関連を考察、多角的視点から『太平記』の特徴を論じ、解釈が留保されていた南北朝内乱史の叙述を取り上げる。
【目次】
序章 足利政権と軍記物語
第1編 動乱と先例
第1章 故事としての『平家物語』
第2章 『梅松論』における頼朝と尊氏
第3章 『梅松論』における異朝
第4章 承久の乱と『梅松論』
第5章 北野天神説話の機能
第6章 大仏供養導師説話の変容
第7章 長恨歌説話の主題と表現
第2編 動乱の表象
第1章 皇位継承記事の配置
第2章 六波羅攻防への視線
第3章 将軍尊氏形象の軌跡
第4章 足利直義像の改修
第5章 宝剣進奏譚の構成
第6章 桃井入京記事の方法
第7章 怨霊後醍醐の役割
終章 動乱期の例証と歴史叙述
【著者紹介】(発行当時のものです)
北村昌幸(きたむら・まさゆき)
1970年石川県生まれ。
東京大学文学部卒業。
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。
博士(文学)。
関西学院大学文学部准教授。
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