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上代散文 その表現の試み
中川 ゆかり 著
A5判 532頁
2009年3月発行
定価
12,100 円 (本体11,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-0108-3
発売日 2009/04
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上代の散文の表現上の試みを、神話というジャンル(神話を語る言葉)、古事記(古事記の表現)、日本書紀(日本書紀の表現と受容)、風土記(風土記の表現)に分けて解明する。
【目次】
第1章 神話を語る言葉
第1節 神婚譚発生の基盤
第2節 神霊の憑り来るサキ
第3節 出会いの表現
第4節 神話を記述する言葉
第2章 古事記の表現 -ものがたる工夫-
第1節 イザナキ・イザナミの国作り
第2節 鈎穴を通る神
第3節 応神記の「厳飾」
第4節 あぐらゐの神
第5節 文体の工夫
第3章 日本書紀の表現と受容
第1節 日本書紀の漢字・漢語選択の意識
第2節 「努力」をユメと訓むことについて
補論 講書と竟宴
第4章 風土記の表現 -地方の個性-
第1節 播磨国風土記の一特徴
第2節 豊後国風土記の語る世界
第3節 「勒+動詞」の語法
第4節 肥前国風土記の文章
結語
【著者紹介】(発行当時のものです)
中川ゆかり(なかがわ・ゆかり)
1953年兵庫県生まれ。
北海道大学文学部卒業。
大阪市立大学大学院後期博士課程単位取得退学。
羽衣国際大学教授。
著書に『正倉院文書からたどる言葉の世界』など。
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