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大伴家持「歌日誌」論考
鉄野昌弘著
A5判 532頁
2007年1月発行
定価
12,100 円 (本体11,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-0106-9
発売日 2007/01
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大伴家持作歌の方法的獲得の過程を追究し、歌を配列し歌集とする家持の意識を考察。歌の制作時から反省的な意識で丹念に作られ、かつ周到な計算によって配列されたことを解明する。
【目次】
総論 家持「歌日誌」とその方法
第一部 詠物歌の方法
第1章 光と音
第2章 詠物歌の方法
第3章 転換期の家持
第4章 「花鳥諷詠長歌」試論
第5章 「二上山賦」試論
補論1 「橘の花散る里の霍公鳥」
補論2 「追和大宰之時梅花新歌」六首をめぐって
補論3 大伴池主の報贈歌
第二部 「名」と無常
第1章 「賀陸奥国出金 詔書歌」論
第2章 天平勝宝八歳六月一七日作歌六首をめぐって
第3章 古代のナをめぐって
第4章 「興」と「無常」
第三部 「歌日誌」配列の方法
第1章 巻十九巻末三首をめぐって
第2章 越中諸郡巡行の歌をめぐって
第3章 後期万葉歌人の七夕歌
第4章 大伴家持論
補論1 「留女之女郎」小考
補論2 書評 平舘英子著『万葉歌の主題と意匠』
補論3 書評 芳賀紀雄著『万葉集における中国文学の受容』
あとがき
索 引
【著者紹介】(発行当時のものです)
鉄野昌弘(てつの・まさひろ)
1959年東京都生まれ。
東京大学文学部国文学専修過程卒業。
東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専門課程単位取得退学。
東京女子大学文理学部教授。
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