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柿本人麻呂研究
古代和歌文学の成立
神野志隆光著
A5判 436頁
1992年発行
定価
11,000 円 (本体10,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-0068-0
発売日 1992/06
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人麻呂によって拓かれる和歌文学の新しい水準に迫り、人麻呂の神話的表現を、その営みが紡ぎだす時代のイデオロギー・思想として位置づけながら、古代和歌文学の成立を考える労著。
【目次】
序 古代和歌史における人麻呂
Ⅰ 人麻呂の離陸
1 歌の「共有」
2 旋頭歌をめぐって
3 「個」の抒情への離陸
Ⅱ 人麻呂作歌への視点
4 持統朝と人麻呂作歌
5 天皇神格化表現をめぐって
6 「神にしませば」と「神ながら」
7 神と人
8 異伝の意味
Ⅲ 人麻呂作品をめぐって
9 近江荒都歌論
10 石見相聞歌論
11 羈旅歌八首をめぐって
12 「日雙斯皇子命」をめぐって
13 吉備津采女挽歌をめぐって
Ⅳ 人麻呂の文学史周辺
14 伊藤博氏の「歌語り」論をめぐって
15 「伝云」型と「歌語り」
16 行路死人歌の周辺
17 巻十三の行路死人歌について
18 「松浦河に遊ぶ歌」追和三首の趣向
付 歌謡・和歌索引
【著者紹介】(発行当時のものです)
神野志隆光(こうのし・たかみつ)
1946年和歌山県生まれ。
東京大学文学部卒業。
東京大学大学院博士課程中途退学。博士(文学)。
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授。
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