小 計 | 0 円 | ||
消費税 | 0 円 | ||
合 計 | 0 円 |
藤原鎌足
田村 圓澄 著
新書判 214頁
1966年発行
定価
990 円 (本体900 円+税)
ISBN 978-4-8273-4003-7
発売日 -0001/11
ショッピングカートに追加
書店様発注カートに追加
はなわ新書3
クーデター以降、改新の支柱として以後の国家観念の規底を創出したイデオローグ鎌足の人間像を、7世紀日本の直面した対内外政治危機の中に浮き彫りにする。
【目次】
Ⅰ はじめに
Ⅱ 中臣家の人びと
1 仏教をめぐる争い
2 生国
3 蘇我大臣家と中臣氏
Ⅲ 改新の謀議
1 大唐学問僧の周辺
2 上宮王家の滅亡
3 三島退去
Ⅳ 天皇と皇太子と内臣
1 蹴鞠
2 飛鳥板蓋宮
3 改新政府の成立
Ⅴ 天皇神道の創出
1 天皇の「明神」化
2 難波遷都
3 改新のイデオロギー
Ⅵ 身分的コンプレックスの剋服
1 蘇我倉山田石川麻呂の没落
2 白雉の賀
3 少年外交使節
4 大錦冠より紫冠へ
Ⅶ 戦火回避の悲願
1 「狂心の渠」
2 有間皇子の宿命
3 百済救援
Ⅷ 大織冠内大臣藤原鎌足
1 白村江の敗戦
2 近江遷都
3 終焉
Ⅸ 藤原鎌足の後裔
【著者紹介】(発行当時のものです)
田村圓澄(たむら・えんちょう)
1917年奈良県生まれ。
九州大学文学部国史学科卒業。
九州大学名誉教授。
Copyright 1994 Hanawashobo CO.LTD, All Rights Reserved.