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中世荘園制と鎌倉幕府《オンデマンド版》
高橋 一樹著
A5判 474頁
初版は2004年、オンデマンド版は2013年発行
2013年5月発行
定価
9,900 円 (本体9,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1657-5
発売日 2013/05
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中世荘園の成立は知行国制度を母体として形成されていったという視点から、従来の荘園成立史の通説概念の克服を目指し、新たな概念としての「中世荘園制」を提起する。
またその中世荘園制が、鎌倉幕府の成立後に国家権力の変質と連動して独自の展開をとげ、その領有体系が大きく変容する過程を詳細に論ずる。
【目次】
序章 中世荘園制論の視角
第一部 中世荘園の立荘とその特質
第一章 知行国支配と中世荘園の立荘
第二章 王家領荘園の立荘
第三章 寺領荘園の立荘
第四章 中世荘園制の形成
第五章 中世荘園の荘務請負と在京沙汰人
第二部 荘園領有体系の変質と鎌倉幕府
第六章 鎌倉後期~南北朝期における本家職の創出
第七章 重層的領有体系の成立と鎌倉幕府
第八章 畿内近国における鎌倉幕府の寺領荘園支配
第九章 関東御教書の様式にみる公武関係
第三部 鎌倉幕府の訴訟文書体系
第十章 訴陳状の機能的考察
第十一章 裁許下知状の再発給と「原簿」
第十二章 訴訟文書・記録の保管利用システム
【著者紹介】(発行当時のものです)
高橋一樹(たかはし・かずき)
1967年新潟県生まれ。
新潟大学教育学部卒業。
大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。
博士(文学)。
武蔵大学人文学部教授。
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