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日本古代の環境と社会
今津 勝紀 著
A5判 400頁 函入り上製
2022年12月発行
定価
9,900 円 (本体9,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1337-6
発売日 2022/11
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第一部「人口と古代社会」と第二部「災害と古代王権」にて、日本古代における人間の生命・生存のあり方を基軸として、古代社会の特質を考えること、それらを規定するさまざまな自然的・環境要因との応答関係を明らかにする。古代の家族、人口と社会の流動性、飢餓・疫病・地殻災害などの環境要因とそれへの王権の対応などを論じる。
【目次】
序 章 問題の所在と本書の構成
第一部 人口と古代社会
第一章 古代の家族と女性
第二章 日本古代における婚姻とその連鎖をめぐって
第三章 日本古代人口変動シミュレーションの技術的検討
第四章 人口動態よりみた日本の古代
第五章 貢調脚夫の往還と古代社会―疫病拡散のメカニズム
補 論 脚夫・乞食・死穢
第二部 災害と古代王権
第一章 六世紀における列島社会の構造変動と災害観念
第二章 古代の災害と地域社会-飢饉と疫病-
第三章 天平六年の地震と聖武天皇
第四章 仁和三年の南海地震と平安京社会
第五章 日本古代の気象と王権―九世紀後半の全般的危機―
終 章 日本古代における生存と救済の問題
【著者紹介】(発行当時のものです)
今津勝紀(いまづ・かつのり)
1963年東京都生まれ
京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学
岡山大学文明動態学研究所教授
京都大学博士(文学)
著書に『日本古代の税制と社会』など
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