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日本古代天皇の変質
中世的天皇の形成過程
井上 正望 著
2022年3月発行
A5判 406頁 函入り上製
定価
12,100 円 (本体11,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-1330-7
発売日 2022/03
品切れ
天皇の個人としての面と機関としての面の分化明確化を喪葬・如在・神祇祭祀・内裏等の検討を通じて考察し、古代から中世への移行期における天皇の変化の解明を試みる。
【目次】
序章 天皇の持つ二つの面
第一部 個人としての天皇の顕在化―喪葬儀礼からみた親族意識の変化と天皇―
第一章 天皇服喪の成立と展開
第二章 「倚廬」再考
第三章 喪葬時の廃朝・廃務からみた親族意識の変化と天皇
第二部 諸司の転回―神祇祭祀からみた諸司と天皇―
第一章 廃務からみた神祇祭祀
第二章 廃朝・廃務からみた諸司と伊勢神宮
第三章 日本における神社宗廟観の形成―宇佐宮・香椎廟と伊勢神宮―
補論 日蝕からみた諸司と天皇
第三部 中世的天皇への変遷過程
第一章 古代・中世移行期における天皇の変質―「隠蔽」される天皇―
第二章 内裏の変質と中世的天皇の形成
終章 中世的天皇とその位置
【著者紹介】(発行当時のものです)
井上正望(いのうえ・まさみ)
1985年福岡県生まれ
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学
博士(文学)
国立歴史民俗博物館科研費支援研究員 他
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