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東アジアの視点からみた古代の国家体制や天皇観念の形成過程、地方制度や住民の実態、仏教思想や神祇観念等を考察した16の論考をおさめ、新たな歴史像の提示を試みる。
【目次】
古代日本の国家と民族 (山尾幸久)
ヤマト倭王権による危機管理体制とミヤケ支配 ー蘇我・物部勢力の対立と難波津のミヤケー(笹川進二郎)
古代三嶋地域の土地開発とミヤケー安閑紀元年七月・閏一二月条の検討ー(高橋明裕)
六、七世紀における仏書導入(上川通夫)
推古朝から天武朝に至る修史の復元ー『古事記』『日本書紀』の原史⑴ー(若月義小)
「大化改新」と難波遷都(湊哲夫)
八世紀前半期の地方財政ー大税と郡稲を中心にー(毛利憲一)
天皇号の成立と日本的礼制の発生
日本天皇成立論 序説ー日本的礼制の発生ー(後篇)(三浦啓伯)
「清明」と「清明心」(若槻真治)
『風土記』における天皇説話についてー風土記伝承の素材ー(中村聡)
日本古代奴婢の自他認識について(田中聡)
財源から見た国司朝拝(榎英一)
九世紀仏教史料にみえる「守護国界」の思想ー最澄・空海・円仁をめぐってー(井上優)
『延喜主計寮式』にみえる土器の調納規定ー品目記載法の分析を通してー(森内秀造)
袴狭遺跡出土禁制木簡と国司(山本崇)
鎌倉期における諏訪信仰の生成(青木隆幸)
【執筆者紹介】(発行当時のものです)
山尾幸久(やまお・ゆきひさ)立命館大学名誉教授
笹川進二郎(ささがわ・しんじろう)元大阪府立高等学校教員
高橋明裕(たかはし・あきひろ)立命館大学等非常勤講師
上川通夫(かみかわ・みちお)愛知県立大学日本文化学部教授
若月義小(わかつき・よしお)
湊 哲夫(みなと・てつお)元津山郷土博物館館長
毛利憲一(もうり・けんいち)平安女学院大学国際観光学部教授
三浦啓伯(みうら・ひろみち)編集・印刷ディレクター
若槻真治(わかつき・しんじ)戦後史会議・松江世話人代表、石見銀山研究会代表
中村 聡(なかむら・さとし)帝塚山高校非常勤講師
田中 聡(たなか・さとし)立命館大学文学部教授
榎 英一(えのき・えいいち)元愛知文教大学教授
井上 優(いのうえ・まさる)滋賀県文化スポーツ部文化財保護課主幹兼美術工芸・民俗係長
森内秀造(もりうち・しゅうぞう)元兵庫県立考古博物館・窯跡研究会幹事
山本 崇(やまもと・たかし)独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所都城発掘調査部上席研究員、飛鳥・藤原地区史料研究室長
青木隆幸(あおき・たかゆき)飯田市美術博物館(専門研究員)
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