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倭国軍事考
若槻 真治 著
A5判 332頁 函入り・上製
2019年12月発行
定価
10,450 円 (本体9,500 円+税)
ISBN 978-4-8273-1307-9
発売日 2019/12
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律令国家形成以前の倭国の軍事活動、軍事組織、軍事思想について東アジア的視点で考察し、王・大王・天皇の権力的特質だけでなく、日本的権力の本質論的把握を試みる。
【目次】
はじめに
第1章 親征論
1.「軍事王としての倭王」論
2.倭王の親征
3.倭王権と軍事
4.王・大王・天皇と軍事
第2章 外征論
1.外征論の基本認識
2.倭軍の性格について
3.倭軍の外征方針について
4.外征と王・大王・天皇について
第3章 軍兵論
1.軍事活動の意思決定
2.実戦の準備
3.実戦
第4章 征夷論
1.記紀の華夷思想
2.遭遇型の征夷説話
3.離反型の征夷説話
第5章 倭国軍事思想論序説
1.日本武尊の「孤独」と「悲劇」
2.武人の諸相
3.武人の原像
あとがき
【著者紹介】(発行当時のものです)
若槻真治(わかつき・しんじ)
1957年島根県生まれ。
岡山大学法文学部日本史学科卒業。
立命館大学大学院博士前期課程修了。
その後、島根県庁に入庁、文化財・芸術文化・国際分野を中心に勤務。
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