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村内の生活実態・村人が生きた証の片鱗が書き留められた大黒屋日記・葦沢家日記・古橋家日記・富沢家日記・門屋養安日記を素材に、個々の農民生活を描くことを試みる。
【目次】
序章 農民日記研究序説
一 はじめに
二 草莽志士の研究から農民生活史研究へ
三 日記を中心とした農民生活史研究の課題
四 二つの農民日記―「大黒屋日記」・「葦沢家日記」―から
第一章 主要な農民日記・概観
一 はじめに
二 幕末維新期の「農民日記」
三 農民日記史料を代表する日記
四 まとめに代えて
第二章 「大黒屋日記」の研究
一 はじめに
二 「大黒屋日記(年内諸事日記帳)」の地名記事
三 「大黒屋日記(年内諸事日記帳)」の人名記事
四 「大黒屋日記」の筆記者大脇信興とその家族
五 「大黒屋日記」にみる島崎家の人びと
六 「大黒屋日記」にみる美濃国中津川諸家
七 おわりに
第三章 「葦沢家日記」の研究
一 はじめに
二 麻績町村および葦沢家、「歳中日記帳」の成立
三 日記の筆記者葦沢源右衛門
四 「歳中日記帳」にみる葦沢家の人びと
五 「歳中日記帳」にみる村内諸家記事
六 「歳中日記帳」にみる麻績騒動
第四章 「古橋家日記」の研究
一 「古橋家日記」について
二 幕末期古橋源六郎暉皃の動向
三 明治初年古橋暉皃の動向
第五章 「富沢家日記」の研究
一 「富沢家日記」について
二 「富沢家日記」にみる政治的動向
三 富沢家と村に住む人びと ―名主富沢家と村役人の動向―
第六章 「門屋養安日記」の研究
一 「門屋養安日記」について
二 筆記者門屋養安について
三 門屋養安の家族について
四 「門屋養安日記」にみる宗教・信仰関係記事
五 「門屋養安日記」にみる祭礼・娯楽関係記事
【著者紹介】(発行当時のものです)
髙木俊輔(たかぎ・しゅんすけ)
1939年長野県生まれ。
東京教育大学文学部史学科卒業。
東京教育大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。
博士(文学)。
国文学研究資料館名誉教授、立正大学非常勤講師。
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