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吉備古代史の展開

吉田　晶著

A5判　346頁

1995年発行

定価 6,380 円 (本体5,800 円+税)

ISBN 978-4-8273-1108-2

発売日 1995/06

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いわゆる卑弥呼の時代から奈良時代の始めまでの時代を対象に、古代の吉備社会がどのような形で成立し展開したかを、古代王権との関わりを軸に最新の考古学の成果をも必要な限り取り入れながら解き明かし、誇り高い吉備勢力の自立性とその歴史を物語る。

【目次】より
第1部　吉備氏伝承と吉備地域
　第１章　吉備地方における国造制の成立
　第２章　吉備氏伝承に関する基礎的考察
　第３章　吉備の「県」史料について
第２部　吉備の地域史
　第４章　古代の美作について
　第５章　古代邑久地域史に関する一考察
　第６章　「珂磨郡」木簡について
　第７章　下道氏と下道郡
第３部　吉備の古代文化
　第８章　真備町出土の買地券
　第９章　古代吉備の教育と文化
　第10章　地域文化と渡来人　
第４部　古代吉備史概観
　第11章　王権に抵抗した吉備一族の消長
　第12章　吉備の「国」

【著者紹介】（発行当時のものです）
吉田晶（よしだ・あきら）
1925年兵庫県生まれ。
京都大学文学部卒業。
博士（文学）。
岡山大学名誉教授。甲子園大学教授。
著書に『日本古代村落史序説』など。

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