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中世説話集の表現と構造
野本 東生 著
A5判 374頁 函入り上製
2022年2月発行
定価
9,900 円 (本体9,000 円+税)
ISBN 978-4-8273-0139-7
発売日 2022/02
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受け手を設定する『十訓抄』、受け手を絞る『閑居友』、受け手を設定しない『宇治拾遺物語』を考察し、受け手と語り手の相関についてまとめ、中世説話集の諸相を開示する。
【目次】
序章
第一部
第一章 十訓抄における叙述方法
第二章 十訓抄と顕頼説話
第三章 閑居友の結縁意識
第四章 閑居友における結縁と方法
第五章 閑居友と主体性
第六章 閑居友下巻第三話試解
第二部
第一章 宇治拾遺物語と序
第二章 宇治拾遺物語への視角
第三章 宇治拾遺物語と「とか。」
第四章 宇治拾遺物語の改編と指向
第五章 宇治拾遺物語と評語
第六章 宇治拾遺物語の清仲と武正
第七章 宇治拾遺物語第九九話考
第八章 宇治拾遺物語における二重性と起点
終章
【著者紹介】(発行当時のものです)
野本東生(のもと・とうせい)
1980年東京都生まれ
東京大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学
博士(文学・東京大学)
北海道大学大学院文学研究院准教授
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