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天皇神話の形成と万葉集
遠山 一郎著
A5判 366頁
1998年発行
定価
7,480 円 (本体6,800 円+税)
ISBN 978-4-8273-0077-2
発売日 1998/06
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従来解明されていない神としての天皇と人としての天皇の矛盾を中心に、古代文学における天皇表現の細部を検討、古代天皇の神格化の過程を実証的に究明する。歴史書ではなく、歌人のことばの営みによって天皇神話の展開を辿る。
【目次】
一 世界の区分
1 天皇の世界
2 『古事記』『日本書紀』『風土記』における世界の区分
3 『万葉集』における世界の区分
二 人麻呂関係歌における神話の展開
1 石中死人歌と国生み神話と
2 近江荒都歌における天皇の神格化
3 「大君は神にしませば」を共有する歌
4 草壁皇子挽歌における天武天皇の形象
5 天武二皇子の挽歌
6 吉野における持統天皇の造形
7 安騎野歌における軽皇子の定位
8 神々の展開
三 歌による天皇神話の完成
1 吉野における讃歌の継承
2 天皇神話の到達点
結び
総括と展望と
【著者紹介】(発行当時のものです)
遠山一郎(とおやま・いちろう)
1946年中国天津市生まれ。
東京教育大学文学部ドイツ語学ドイツ文学専攻卒業。
東京教育大学文学部国語学国文学専攻卒業。
博士(文学)。
愛知県立大学文学部教授。
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