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万葉のいのち

伊藤　博　著

新書判　232頁

1983年発行

定価 990 円 (本体900 円+税)

ISBN 978-4-8273-4055-6

発売日 1983/06

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はなわ新書55

永年にわたって選りすぐった著者会心の“万葉秀歌百首”を始め多くの万葉歌を楽しみながら、万葉の心、気風、「家」と「旅」、古代日本人の死生観いのちの歌等々について興味深く描く。

【目次】
一　万葉の心
　Ⅰ　ひさかたの月
　Ⅱ　堅香子の花
　Ⅲ　太陽を食べた歌
二　万葉の気風
　Ⅰ　彬彬の盛
　Ⅱ　抜け風の源流
三　「家」と「旅」
　Ⅰ　古代和歌と異郷
　Ⅱ　防人歌の抒情
四　古代日本人の死生観
　Ⅰ　一人子の死
　Ⅱ　自然と人間
五　いのちの歌　－万葉秀歌百首－

【著者紹介】（発行当時のものです）
伊藤博（いとう・はく）
1925年長野県生まれ。
京都大学文学部卒業。
筑波大学名誉教授。
2003年逝去。
著書に『万葉集相聞の世界』『万葉のあゆみ』『万葉歌林』『万葉集の構造と成立(上)』『万葉集の構造と成立(下)』『万葉集の歌人と作品(上)』『万葉集の歌人と作品(下)』『万葉集の表現と方法(上)』『万葉集の表現と方法(下)』『万葉集の歌群と配列(上)』『万葉集の歌群と配列(下)』など。

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